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潮干狩りもできる検見川浜!
僕がいちばん良く行く釣り場です。もしお会いしたら、よろしくお願いいたします!
検見川浜は堤防の釣りになります。砂浜では釣りができないのでお気をつけください。最寄りのトイレはヨットハーバーの施設内にあります。
この検見川浜、このごろとっても混んでます。2018年にイナダが良く釣れていたので、そのころから込み始めています。どれくらいかというと、ゴールデンウィークとかになりますと朝の5時に堤防へ来てもびっしり1メートル間隔で釣り人がならんでいるほどです。
混んでるところは嫌だけど、身近なところに行きたい人はとなりにある稲毛海岸の突堤も検討してみてはいかがでしょう。駐車場から少し遠いのですが、あまり人はいません。
キャスティングの経験がある人には4メートル以上ある長めの竿をおすすめします。とくにこのトレンドキャスターは1年使ってますけども、ちゃんと洗っているせいか錆びてません。
4メートル以上の長い竿をおすすめする理由は、この稲毛海岸と検見川浜では100メートル投げると釣果が上がります。遠浅なのでかなり投げないと水深が浅いのです。
とはいえ、僕は70メートルくらいしか飛ばせないのですが、ボウズになることがほとんどなくなりました。飛距離は重要だなとこの竿に教えてもらいました。
県立千葉西高校の隣にある駐車場です。
公園内にある駐車場です
早朝や夜間はどうしたらよいのでしょうか。海岸大通りに出る道、例えばJR稲毛海岸駅から海に向かう道路など、曜日と時間帯によっては駐車禁止になっていない道路があります。ただし、これは自己責任でお願いします。いうまでもなく駐車禁止になると罰金取られます。
主な釣り場は防波堤になります。サーフは釣り禁止なのでお気をつけて。ただ、工事のためヨットハーバーに近い防波堤意外は立ち入り禁止となっているところもありますので気をつけてください。
ボウズ逃れで釣りを楽しみたいなら、サビキが断然おススメです。イワシやサッパがめちゃめちゃ釣れます。
イワシをたくさん釣ってニボシにしてます。今度アンチョビに挑戦してみようと思います。
検見川浜も東京湾に含まれますが、近年になって海に流れ込む河川の浄水場が整備されつつあるので、水質は向上しているのでキスが釣れるようになりました。
キスも数は少ないのですが堤防からチョイ投げで釣れますが、100メートルくらい沖へ投げるとより釣れやすくなります。
シーバスを釣るには、まず風向きに気をつけてください。西風が吹いているときが一番釣れます。そして最悪の風向きは南です。
南風が吹くと海底の砂が舞ってしまい、視界が悪くなるのかシーバスの活性が落ちます。時間帯では午前4時から午前6時の間、朝マヅメです。
人工海浜とはいえ魚種は豊富です。クロダイはアクアリンクのほうのテトラポット周りで平日の昼間からタイ竿振ってる釣り師がいますので、その辺りがポイントになっていますが、堤防からもヘチ釣りで釣れることもあるそうです。
2019年はとてもにぎわいました、この釣り場。とくに検見川浜の突堤が人気釣りYoutuberさんたちに取り上げられましたこと、前例のないほどタチウオやイナダ(小さいブリ)がたくさん釣れてたことが原因です。
そういった熱狂ぶりで、日の出前に突堤に行ってもびっしりと釣り人が並んでいて入る隙間がなくて諦めたこともあります。なので、2020年もにぎわうようでしたら近場で違う釣り場も探さなきゃなぁと思ってます。
稲毛海岸の黒砂水路(アクアリンクの近くを流れている川)の河口にも小さい突堤があって、そこでもヒイカとか釣れるんで、そっちのほうがいいかもしれませんね。その周辺のテトラポットでクロダイ釣ってる人もちらほら見かけます。稲毛海岸の堤防については稲毛海岸の堤防の釣りのページをご覧ください。
東京湾全体の傾向でもあったのですが、「ワタリガニ」が大量発生してました。僕も何匹か取って味噌汁にして食べましたが、簡単に取れておいしいって最高ですね。このワタリガニを食べるのが「タコ」なんです。このワタリガニを追いかけてマダコもたくさん釣れました。
夏場は青潮なども起きるので、2019年も例にもれず発生していました。しかし、2019年の青潮は楽しかったですよ。酸欠になってワタリガニやタコが浮いてきて、突堤から網ですくえました。地元民も大喜び。ときおり舌平目とかマゴチも浮いてきてて、こんな魚ここにいたんだとびっくりしました。
さて、2020年はもう暖かくなる時期になってしまってますが、どうでしょうか。Twitterなどでほかの釣り人さんの様子を見ても、例年とそこまで変わらない釣果にも思えます。ただ気になるのが2019年にタチウオやイナダの接岸があったのでイワシやヒイカが軒並み食べられてしまったのではないかなと懸念してます。実際に、ヒイカは2019年あまり釣れてませんでした。
近年、この海域では釣れる魚の種類が変わりつつあります。南の魚が増えているのです。これは海水温の上昇が年々顕著になっているので、南の魚が回ってきているのかなと思います。
具体的にはキスが年明けても釣れるようになってきています。また、ギマというカワハギの仲間が釣れるようになりました。(とてもおいしい魚です。特に肝がおいしい。)2019年に青魚が接岸したのも、海水温の上昇による海流の変化が原因ではないでしょうか。
釣れるようになった魚が増えた半面、カレイなどの寒いところが好きな魚は釣れなくなってきています。とくにカレイは釣れない要素が年々増えてます。海水温の上昇により、この稲毛海岸や検見川浜では釣れなくなってきています。
海水温だけでなく、台風の進路もカレイには影響があります。というのは、カレイはカケアガリ(海底の砂が坂になっている場所)に産卵をするので、そこに集まる習性があります。カレイを釣るには、このカケアガリに仕掛けを落とさないといけません。このカケアガリって台風によって地形が作られるんです。ヨットハーバーの船道のように人工的なものは除きますが。
台風の進路が例年通りだと陸から100メートル以内にも、カレイの好きなカケアガリができるのですが、近年の変なルートを通る台風のせいでカケアガリができる位置がかなり沖寄りになっているようです。そういったこともありカレイはあまり釣れなくなっていています。
検見川浜で撮影された、ユーチューバーさんの動画を紹介いたします。
2017年9月15日に公開された動画です。堤防でサビキをしたところ、イワシとサヨリが釣れていました。
チャンネル登録しておくと、検見川浜や千葉の釣り事情がすぐさま分かります。
2019年10月16日に公開された動画です。僕は、よしゅあさんの大ファンで動画にもコメント入れるくらい入れ込んでいます。お会いできたことはないですが、とても紳士的な方なのだろうなと思っています。